稲荷山古墳の鉄剣を見直すダウンロード
稲荷山古墳の鉄剣を見直す
strong>本, 大塚 初重
稲荷山古墳の鉄剣を見直すダウンロード
によって 大塚 初重
4.6 5つ星のうち1 人の読者
ファイル名 : 稲荷山古墳の鉄剣を見直す.pdf
ファイルサイズ : 25.2 MB
内容(「BOOK」データベースより) 鉄剣に象嵌された銘文は何を語るか―ワカタケル大王は雄略天皇か?杖刀人ヲワケの臣とは誰か?稲荷山古墳の被葬者は誰か?ヤマと王権と古代日本の謎をあらためて解明。 内容(「MARC」データベースより) 稲荷山古墳から発掘された鉄剣に象嵌された銘文は何を語るのか。ヤマト王権と古代日本の謎をあらためて解明する。98年10月、大東文化大学エクステンションセンターで実施された、公開講演とシンポジウムの内容をまとめる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 上田/正昭 1927年生。府立大阪女子大学前学長、京都大学名誉教授 大塚/初重 1926年生。山梨県立考古博物館館長、明治大学名誉教授 金井塚/良一 1929年生。元埼玉県立博物館館長、大東文化大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
稲荷山古墳の鉄剣を見直すを読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
稲荷山金象嵌鉄剣の銘文が解読されてから20年後に開催されたシンポジウムの報告書。著名な12人の専門家による最新(1998年当時)の研究報告と参加者との質疑応答を含めたシンポジウムをまとめている。この鉄剣銘文の劇的な内容と古代史研究に与えた巨大な衝撃については、既に十分に知らされている。しかし、その後の研究の発展、たとえば、その銘文にある大王とは誰か、辛亥年とはいつの時代か、杖刀人オワケ臣とは誰か、そもそも古墳の被葬者は誰か等々、その後の研究がどのように進んでいるか、興味深かった。本書を読むことによって、上の問いに対する学会の現状認識を知ることが出来たが、そればかりでなく、読者には、殆ど無知であった関東の古墳編年や東国六腹朝臣などの豪族の活躍など、この古墳造成の背景となった歴史を知ることが出来、大変興味深いものであった。残念ながら古墳造成や鉄剣製造年代を決定付ける炭素年代のようなデータは存在せず、辛亥年については古墳編年や土器編年による総合的判断に頼るしかなく、また、ワカタキルが雄略であるとはその名から、ほぼ納得できるものの、シキノ宮との関係など、一部の学者を含む参加者を納得させることが出来たか疑問でもあり、今後のさらなる研究の進展が期待されるところである。また、被葬者がオワケ臣かその部下か、中央貴族か地方豪族かなども決定的なことはまだまだ明らかでないようである。読者としては、被葬者がオワケでないとしたら、その家系と誉れを記す鉄剣を、他人に下賜するなどあり得るであろうか、少々強引な説のように感じられる。ともあれ、古代史についてはトンデモ説が蔓延するこのごろ、非常に学術的でまじめな内容を、一般読者でも興味深く読むことが出来、良本として評価したい。
0コメント