源氏物語作中人物事典オンラインブックダウンロード
源氏物語作中人物事典
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によって 西沢 正史
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内容(「BOOK」データベースより) 各巻のあらすじ、主要作中人物30名、脇役30名の解説、人物ごとの名場面鑑賞よりなる。「源氏物語」読解のために必読。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 西沢/正史 東京大学大学院修了。昭和女子大学教授、駒沢女子大学教授を経て現在創価大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、源氏物語作中人物事典に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
錯綜する登場人物は、この長編物語を読むのに混乱していまうことがある。本書は、その主要人物を30名にしぼって、それぞれの「生涯」という本格的人物から始める。誕生から死没までの後付けというスケールである。更に、「物語における人物の位置・準拠」という念の入れ様である。次に、「人物における評価の歴史」という、この研究史まで運用している。例えば、光源氏の場合、続編の主人公薫とは対照的に「無名草子」では評価が厳しい、という具合である。また、「人物の特色・鑑賞」も詳しく、光源氏は四つの物語を生きたと言える、というように論述される。本事典の特長は「脇役人物」をこれも30余名取り上げていることである。能で「ワキ」は欠かせないように、この長編を裏で支える大切な役割を果たしている、とみなすわけである。藤壺・紫の上の周辺の人々…秋好中宮・髭黒・真木柱など。夕霧の周辺の人々…一条御息所・惟光など。記載は簡略ながら壺を心得て分かり易い。惟光を例にとれば、〈出自〉光源氏の乳兄弟で、長じて源氏の腹心の家来となる。〈物語における役割〉光源氏の私生活になくてはならない存在で、彼の多くの恋愛に立ち会っている。〈コメント〉光源氏の恋の冒険を支える、忠実なしもべである。巻末には「人物に関わる名場面を読む」古文には現代語訳を添えている。人物紹介に徹しようとする著者の意思はシナリオ手法で、例えばこんな表記を工夫している。紫「萩の上の露がはかなく風に乱れ散ってしまうように…」源「どうかすると先を争って消えてゆく露のように…」明「秋風が吹くとほんの少しの間もとどまらずに散ってしまう…」「読み方」養女明石中宮に手を取られ、最愛の夫・光源氏に看取られながら、庭の露のようにはかなく紫の上が命を終える名場面である。源氏物語の諸人物に心を尽くした「有意の事典」と言えよう。
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